
ラボグロウンダイヤモンド、本当に安いの?
ラボグロウンダイヤモンドの魅力の一つはなんと言っても価格です!
天然ダイヤモンドよりも安いと言われるラボグロウンダイヤモンドですが、果たしてどれほど安いのでしょうか?
ダイヤモンドの価格を説明する際に大切な要素がグレード、つまり品質になります。一般的にはダイヤモンドの品質は4Cと呼ばれる4つの種類のチェックポイントで評価されます。(カラット、カラー、クラリティ、カット)。
天然ダイヤモンドでもラボグロウンダイヤモンドでも同様にこの4Cによって品質が評価されます。一般的にはこの4C品質が高いほど高価なダイヤモンドということになります。
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの価格を比較する際は、この4Cが同じもので価格の差を見ることになります。例えば、1カラット Dカラー VS1クラリティ、EXカットの天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの価格比較、といった形です。
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの同等の品質のものを比較した場合、サイズの大きいダイヤモンドの方が価格差が大きい傾向があります。これは、ダイヤモンド原石の価格に差があったとしてもカットしたり運送したりするコストは天然ダイヤモンドでもラボグロウンダイヤモンドでも変わらないため、単価の低くなる小さいサイズのダイヤモンドの方が価格に占める付随コストの割合が大きくなるからです。
さて肝心の価格差ですが、0.3カラット前後のもの(一般的によく婚約指輪に使われるサイズ)で、ラボグロウンダイヤモンドは天然ダイヤモンドのマイナス40~50%くらいになると思います。
これが1カラットを超えるサイズになると、マイナス60-70%くらいまで下がってきます。
ただこれは、あくまでダイヤモンド単体でのお話。実際に購入する際はプラチナや金の土台のついたリングやネックレスになリますよね。貴金属の価格やリングに加工するコストは同じなので、ジュエリー製品として価格がついた場合はもう少し価格差が小さくなるかと思います。
とはいえ、天然ダイヤモンドではなかなか手が出ない憧れのエタニティリング(ダイヤモンドが一周しているリング)などダイヤモンドを多く使用したデザインのジュエリーに手が届くのはラボグロウンダイヤモンドの魅力。
ダイヤモンドを多く使用したデザイン、大粒(大きいサイズ)のダイヤモンドを使用したジュエリーほどお得感が増しますよ!