
合成ダイヤモンドは、私たちの業界では賛否両論ある話題です。
合成ダイヤモンドは、私たちの業界では賛否両論ある話題です。宝石学者として、合成ダイヤモンドについてできる限り知っておくことが重要だと感じています。そこで私は、英国のブリングダイヤモンド社から、CVDラボグロウンダイヤモンド施設を見学するよう招待されたことを嬉しく思っています。ダイヤモンドのトレーサビリティはもちろん、太陽光発電や植林による責任あるエネルギー源で、二酸化炭素排出量をオフセットしていることに感心しました。
このような施設を見学させてもらえることはめったにないので、もちろん写真を撮らせてもらいましたよ。
最初の画像は、イオン水から水素と酸素を生成する水素発生装置、次にCVD合成(化学気相成長法)に使用される真空チャンバーです。
次に、4つの四角いダイヤモンドの種(基板)の輪郭が見えると思います。これがダイヤモンドを上に向かって成長させる場所です。次に、チャンバー内で作業しているプラズマボールの様子です。
次の画像は、多結晶が成長したダイヤモンドの種と、研磨されたダイヤモンドの完成品です。この後の画像は、切削残渣と一緒に研磨された石です。丸いダイヤモンドの形に芯が取り除かれていることに注目してください。
可愛らしい色や珍しい色の研磨済みダイヤモンドの画像も撮ってみました。