
カナダのダイヤモンド研磨会社がラボグロウンメーカーと提携
カナダのダイヤモンド研磨会社がラボグロウンメーカーと提携
Aug 4, 2022 5:00 AM By Joshua Freedman
RAPAPORT… カナダのダイヤモンドメーカーHRAグループは、テキサス州に拠点を置くPlasmability社との独占的パートナーシップを獲得し、ラボグロウン市場において最初の波紋を広げました。
デビアス社のサイトホルダーであったHRAは、Plasmability社の原石のカットと研磨を行い、完成したダイヤモンドを市場に流通させると、両社は水曜日に声明を発表しています。
Plasmability社は、オースティンにある工場で、化学気相成長法(CVD法)を用いて、D~Fカラー、VVSクラリティのダイヤモンドを製造しています。このダイヤモンドは2〜5カラットで研磨され、近い将来、さらに大きくする計画もあると、声明は付け加えています。Plasmability社は、この商品を「As grown」という言葉で表現しています。つまり、色を改善するための高圧高温(HPHT)処理を必要としない、ということです。
「HRAのエグゼクティブ・ディレクターであるItay Ariel氏は、「ラボグロウンダイヤモンドの出現を何年も見てきた私たちは、この市場に参入する方法について、非常に慎重かつ思慮深くなってきました。「Plasmability社の素晴らしいチームに出会い、彼らの技術とビジョンについて学んだとき、私たちは正しいパートナーを見つけたと思いました。この製品について、業界のベテランから受けた反応は並外れたものでした。
バンクーバーに本社を置くHRAは、原石の買い手と関連する売り手をつなぐクララプラットフォームの創業者で、2018年にルカラダイヤモンド社が2900万カナダドル(当時約2300万ドル)で買収した会社です。2020年、HRAは小売業者向けの在庫発注サービスであるDialogを立ち上げ、アリエルはこれを “ダイヤモンド業界のネットフリックス “と表現しています。
「PlasmabilityのCEOで共同創業者のBob Basnettは、「HRAと提携し、当社のダイヤモンドを製造・販売できることをうれしく思っています。「HRAの製造と市場に関する専門知識は、我々のビジネスに多大な付加価値を与えてくれるでしょう。
画像はイメージです。Plasmability社の工場での作業風景。(プラズマビリティ社)