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ラボグロウンダイヤモンド

Lab-Grown Diamonds Are Moving Fast

ラボグロウンダイヤモンドの動きが活発化

Photo credit: Calia Diamond Jewelry

David Rudlin

President & Representative
Director at DKJ International

 

ラボグロウンダイヤモンドが席巻している!

米国での販売数は昨年34%増加し、今やダイヤモンドの販売数の20個に1個を占めるに至っています。5年前にはほとんど存在しなかった分野なのに、かなりすごいことです。

ウェディングドレスで有名なヴェラ・ワンは、ラボグロウンダイヤモンドを使用したLOVEコレクションを展開していますし、Kay Jewelersでは、代表的なLeoコレクションにラボグロウンダイヤモンドのエンゲージリングを21点揃えています。

その理由も理解できなくはない。ラボグロウンダイヤモンドは、化学的、光学的、熱的、物理的に同じであるにもかかわらず、採掘された同種のダイヤモンドよりも最大60%も安い価格で販売されているのです。現在、エンゲージリングで最も人気のあるサイズは、1〜3カラットです。

(ちなみに、日本で婚約指輪として販売されている採掘ダイヤモンドの平均は1/5カラットである)

採掘されたダイヤモンドの業界は、ますます必死になっている。彼らの最新の戦略は、再販価値に注目することだ。店から出た時点でダイヤモンドの価値が半分になってしまうことを考えると、これは危険なことのように思える。(小売店のマージンは通常50%だが、他の消費者に直接販売すれば、その一部を回収できるかもしれない)。

さらに、ほとんどの人はダイヤモンドを売ることはありません。ダイヤモンドには感情的、象徴的な価値があり、売るよりも代々受け継がれる可能性の方がはるかに高いのです。投資用ダイヤモンドのアクションのほとんどは、大きなサイズ(10カラット以上)の非常に高品質のダイヤモンド(D / IF)にある。

ニッチな行動が最良の主張であるならば、ラボグロウンダイヤモンドが市場を席巻する日もそう遠くはないでしょう。

www.caliadiamondjewelry.com
https://edition.cnn.com/2021/12/04/business/engagement-ring-lab-diamond/index.html