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ラボグロウンダイヤモンド

今こそ知りたい、優しい世界をつくるためのダイヤモンド。【ラボグロウンダイヤモンド】について

今こそ知りたい、優しい世界をつくるためのダイヤモンド。【ラボグロウンダイヤモンド】について 2020.05.09公開 きゅん 提供:Sustaina   ラボグロウンダイヤモンドって知ってる? いま、世界的に注目を集めているダイヤモンドがあります。 それは、【Lab-Grown Diamond(ラボグロウンダイヤモンド)】 最先端の技術で開発され、研究室(ラボ)で生まれ育った(グロウン)ダイヤモンドです* いったいどんなものなのか、ラボグロウンダイヤモンドの特徴を詳しくご紹介します* 特徴①天然ダイヤモンドと同じ成分 ラボグロウンダイヤモンドは最先端のテクノロジー技術を誇るラボで結晶化され、 窒素などの不純物を含まずに生成された透明なダイヤモンド。 天然ダイヤモンドと成分・性質・物質的に100%同じ♡ 高い透明度とピュアなきらめきを放つ、「純粋」なダイヤモンドです♡ 特徴②地球に優しい&紛争に関与しない ラボグロウンダイヤモンドが世界的に注目され評価されているのは、この「地球に優しい&紛争に関与しない」 ことが一番大きいかもしれません* というのも天然ダイヤモンドは、鉱山での重労働や地球への環境汚染、採掘したダイヤが紛争の資金源に変えられる… といった社会問題を抱えているのが実情。 でもラボグロウンダイヤモンドなら、そのような人権・紛争問題とは一切関係なし! 研究室で生成されているので、誰も・何も・どこも傷つけません* 「平和のため、地球のため、次世代のため」に何ができるのか世界的に考える風潮があるこの時代、 このラボグロウンダイヤモンドが、世界にとって良いものとして話題になるのも頷けますよね♡ アメリカの有名なハリウッド俳優やセレブ女優も、ラボグロウンダイヤモンドの取り組みに投資していたり、 イベントやパーティで積極的に身につけたりしているそうです♩   特徴③リーズナブル価格 ラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと比べると6割~7割くらいのお値段で購入できるのも特徴のひとつ* ・採掘の必要がないから人件費がかからないこと ・短期間での生成が可能なこと(3週間前後で1カラット育ちます!) が理由で、リーズナブル価格で提供できるのだそう♩ 天然ダイヤモンドと同じ成分の宝石がこの価格。うれしいポイントですよね。 ラボグロウンダイヤモンドの指輪なら、サスティナ♡ そんなラボグロウンダイヤモンドは、2018年9月に日本初上陸して販売がスタート。 おすすめのブランドは、銀座にあるサスティナ(Sustaina)です♡ サスティナで取り扱う指輪のダイヤモンドは、すべてラボグロウンダイヤモンド♩ 品質100パーセント保証で、ダイヤモンドにはひとつずつシリアルナンバーが刻まれているから全ての供給ルートを特定することが可能。 鑑定書もついてくるので、どこで生成されたものなのかが分かります。 ➡ホームページはこちらから* サスティナで買える、このラボグロウンダイヤモンドを使ったオリジナルリングをご紹介します* サスティナのオリジナルセットリング♡ <①>Brisa ブリッサ(そよ風) スペイン語でそよ風の意味のリング。優しいそよ風にそっと包まれるような、穏やかな二人をイメージしています♡ 風がそよぐ様をあらわしたマリッジリングに、ふわりと寄り添うエンゲージリング* 左上:190,000円(0.34ct) 左下:90,000円(0.03ct)Lady’s 右:90,000円 Men’s <②>Luna ルナ(月) ラテン語で月の意味があるリング。月は満ち欠けによって姿を変えることから「成長の象徴」とも言われています* エンゲージ、マリッジそれぞれのリングに月の満ち欠けをあらわすモチーフが隠されています♩ 左:90,000円...

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合成ダイヤの ガイドラインを修正  日本ジュエリー協会

合成ダイヤのガイドラインを修正 日本ジュエリー協会 一般社団法人日本ジュエリー協会(JJA。小山 藤太会長)が1月15日に発表し、弊紙2月15日号 1面に掲載した「合成ダイヤモンドの呼称、 表記および刻印に関するガイドライン」において、 その中で使用した刻印記号「SD」が、ブランド名 として既に商標登録されていたことが判明し、 同協会は刻印記号を「S D 」から「SYD」に変更し、 改めて合成ダイヤモンドと合成ダイヤモンドを 使用した装飾品への刻印記号として使用されること を推進すると3月23日付で発表した。 詳細は2月15日号で確認を。 なお、刻印記号「SYD」と「LGD」は現在商標登録 出願中。 「LGD」については一般社団法人日本グロウンダイ ヤモンド協会も製品刻印として推奨していること から、両団体で商標登録を共願している。  

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一般社団法人 日本グロウンダイヤモンド協会

一般社団法人 日本グロウンダイヤモンド協会 日本グロウンダイヤモンド協会は、世界市場で大きな広がりを見せるラボ グロウンダイヤモンドの、日本市場の発展と業界の知識促進及び流通の整備を目的として設立されました。 ​ ラボグロウンダイヤモンドとは、天然ダイヤモンドと全く同じ物質的特性を持つ本物 のダイヤモンドです。 天然ダイヤモンドの成長環境を再現した施設で、天然ダイヤ モンドと同様に成長させる事をテクノロジーが可能にしました。ラボグロウンダイヤモンドは、結晶の成長環境を人間が管理するため、不純物を含ま ない純粋な結晶として成長させることが可能です。 これはタイプ2aと呼ばれ、天然 ダイヤモンドでは2%未満しか存在しない希少で美しいダイヤモンドです。したがって、このような新しいテクノロジーにより、ラボグロウンダイヤモンドも、当たり前の 様に日本のダイヤモンド市場の多くを占めていくものと予想されます。 ​ ラボグロウンダイヤモンドは、今まで市場に存在しなかった新しい商材です。アメリ カ、ロシア、中国、インドなどでも生産が拡大しており、今後日本に様々な形態で輸入 されてきます。また、日本国内での生産も始まることが予見されます。技術発展は想像を超える􏰀度で進んでおり、ビジネスだけではなく日常生活まで変え ていく力を持っております。 こんなに早く人間の手によって成長したダイヤモンドが世の中に出ると誰が想像できたでしょうか。 ​ 天然ダイヤモンドには天然の価値があり、ラボグロウンダイヤモンドには、また別の 価値があります。 今後、明確に差別化し、ラボグロウンダイヤモンドの市場を新しい カテゴリーとして創􏰁していくこと、また、消費者への明示を含め、一定の規定のもと、 ラボグロウンダイヤモンドを扱う企業が足並みを揃えることが、ラボグロウンダイヤモ ンド市場の健全な成長に繋がると確信しております。 ​ 当協会としては、このような目的のもと、健全な市場作りに務め、決められたルール のもと、より多くの方にラボグロウンダイヤモンドを身につけて頂ける様に努力してま いります。 ​ 皆様のご指導ご協力をお願い申し上げます。 一般社団法人日本グロウンダイヤモンド協会 代表理事 石田 茂之

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ブルーダイヤモンドの魅力を提供 ピュアダイヤモンド

ブルーダイヤモンドの魅力を提供 ピュアダイヤモンド アメリカをはじめ、ブラジル、アイルランド、ベトナム、インド、 フィリピンなどの世界各国でワールドワイドに開催されている 「マッスルコンテスト国際大会」が、2月11日、カレッツかわさき で開催され、世界選手権などで活躍する選手たちがオリンピック 同様に世界中から来日し、筋肉美を競った。 会場ではパワーリフティング大会をはじめ、トレーニングセミナー やフィットネスに関するブースなどもあり、国際的な大会を盛り上 げた。 大会は6つの分野でわかれ、女子ビキニ部門の優勝者には、ピュア ダイヤモンド社からラボラトリーグロウンダイヤモンド(合成ダイヤ モンド)によるブルーダイヤモンド「The Blue」の輝くネックレスが 贈られた。 協賛した石田茂之社長は、「天然のブルーダイヤモンドを手にする ことができるのは、世界でも極わずかな人たちで、とてもレアーな ダイヤモンドです。 ラボグロウンダイヤモンドであれば、天然のブルーダイヤモンドと 同様の色味と輝きを手にすることが可能になります。手にすること が困難なブルーダイヤモンドを手にしたいという需要があるのは わかっていたことです。 ラボグロウンダイヤモンドによってその需要を掘り起こすことで、 新しい市場の開 拓ができています。 The Blueは誰もが手に出来る値段であり、そしてラボグロウンダイ ヤモンドが宝飾市場の裾野を広げることになると考えます。 日本では特に天然ダイヤモンドといえば白色ばかりが注目されてい ますが、ダイヤモンドの楽しみ方や面白さ、魅力を伝えていくには ファンシーカラーを欠かすことはできません。 ラボグロウンダイヤモンドはPR不足と勉強不足によって広がりが遅 くなっているのが現状ではないでしょうか。この度は新たなご縁か 同大会に協賛させて頂き、さらなる認知拡大につなげたいと考えて います」とコメントした。  

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合成ダイヤモンドに関するガイドライン JJAが発表 誤認防止への強化

合成ダイヤモンドに関するガイドライン JJAが発表  誤認防止への強化 一般社団法人日本ジュエリー協会(小山藤太会長)は、 1月15日の新年賀詞交歓の前に、「合成ダイヤモンドの 呼称、表記及び刻印に関するガイドライン」について 記者会見を開いた。 ガイドラインを掲げた理由として小山会長は、JJAとし ては、“合成ダイヤモンドが宝石ではない”という観点から、 範疇外としながらも、「消費者が安心して(ジュエリーや 宝石を)購入できるように、合成ダイヤモンド業界側に 対しても、合成ダイヤモンドに関するガイドラインを備え、 合成ダイヤモンド製品を取り扱うことで、誤認した買い物 がないようにする」ためのガイドラインと説明した。 発表されたガイドラインは以下の通り。 1.「合成ダイヤモンドの呼称、表記」について、 ①日本語での呼称・表記は「合成ダイヤモンド」とする。 ②英語での呼称・表記は「synthetic diamond」とする。 なお、合成石とは同種の天然石とほとんどあるいは全く 同一の化学特性、物理特性、内部構造を有する、一部 あるいは全体を人工的に生産した物質をいうと解説している。 2. 「合成ダイヤモンドの製品への刻印」について、 ①製品への刻印は、「SDまたはLGD」あるいは「合成ダイヤ モンドであることが十分に認知されているブランド名やシンボル」 を刻印する。なお、「SD」とはsynthetic diamondの略称。 「LGD」は、GIAやFTCが認定しているL a b o r a t o r y - g r o w ndiamondの略称。 3.「合成ダイヤモンドのルースへの刻印」について、 ①表記可能なサイズ以上のルースには、「s y n t h e t i c diamond(SD)またはLaboratorygrown...

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神戸元町に日本初※の小さなラボグロウンダイヤモンド専門店が誕生(@Press)

プレスリリース 神戸元町に日本初※の小さなラボグロウンダイヤモンド専門店が誕生(@Press) 2019/7/16 15:00(最終更新 7/16 15:00) 情報提供 株式会社アンズ・コーポレーション(本社:兵庫県神戸市中央区、代表:小林 正人)は、この度神戸元町に、ラボグロウンダイヤモンドの専門店として「ANZ KOBE本店」を2019年7月13日(土)にグランドオープンいたしました。 この店舗は日本初※のラボグロウンダイヤモンド専門店であり、ジュエリーショップとしてはとても小さく可愛い路面店舗であります。 ※ 一般社団法人 日本グロウンダイヤモンド協会調べ 画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/188383/LL_img_188383_1.jpg ラボグロウンダイヤモンド1 【背景】 昨今話題のラボグロウンダイヤモンドとは、天然ダイヤモンドと全く同じ成分かつ同じ物質的特性を持つ本物のダイヤモンドです。天然ダイヤモンドの成長環境を再現した施設で、天然ダイヤモンドと同様に成長させる事をテクノロジーが可能にしました。 ラボグロウン(ラボラトリーグロウン)ダイヤモンドは、その名の通り結晶の成長環境を人間が管理するため、不純物を含まない純粋な結晶として成長させることが可能です。 これはタイプ2aと呼ばれ、天然ダイヤモンドでは2%未満しか存在しない希少で美しいダイヤモンドです。 新しいテクノロジーで誕生したこのラボグロウンダイヤモンドは、本物のダイヤモンドでありながら地球影響へ与える影響が非常に軽微なうえ、採掘などの危険もなく安全で、紛争などとも無縁であることから、天然ダイヤモンドに比べて大幅に手頃な価格で入手可能であり、今後当然ながら日本のダイヤモンド市場の多くを占めていくものと予想され、欧米ではすでに多くの著名人たちからも注目されています。 【展開と展望】 ラボグロウンダイヤモンドを日本市場の発展と業界の知識促進及び流通の整備を目的として設立された一般社団法人 日本グロウンダイヤモンド協会にも加盟している株式会社アンズ・コーポレーションは、より多くの皆様にラボグロウンダイヤモンドの魅力を身近に感じていただくため、日本でも初めてとなるラボグロウンダイヤモンドのみを扱う専門店として、神戸市の元町旧居留地近くに小さな店舗をオープンしました。 基本はお客様にダイヤモンドルース(枠や台についていない、カットを施した「石」の状態)を選んでいただき、お好みの指輪やネックレスなどのジュエリーに仕立てて販売しお渡しします。 また、今後はインターネット販売なども含め、ラボグロウンダイヤモンド市場の健全な発展にも寄与してまいりたいと考えています。 【店舗詳細情報】 ANZ KOBE 本店 所在地 : 〒650-0021 神戸市中央区三宮町3-1-16 アクセス: 地下鉄海岸線旧居留地・大丸駅より徒歩1分 JR元町駅・JR三宮駅より徒歩5分 Tel : 078-391-9280 営業時間: 11:00~20:00(不定休) URL : https://anz-kobe.com 【オープン記念キャンペーン】 グランドオープンプレゼント企画として、LINE公式アカウントに登録いただくと抽選で105名様にダイヤモンド(ルース)をプレゼントいたします。 詳細はホームページにて公開しています。 Home ■会社概要 商号 : 株式会社アンズ・コーポレーション 代表者...

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2019年ラスベガスショーでの低迷するビジネス、ラボグロウンダイヤモンドの好調な需要

業界分析 2019年ラスベガスショーでの低迷するビジネス、ラボグロウンダイヤモンドの好調な需要 Russell Shor 6月 14, 2019 2019年JCKショーは、従来使用されていた会場 Sands Convention Center(サンズコンベンションセンター)で開催された。来場者の数が減少したにもかかわらず、出展者は会場が移動したことに満足していた。 写真撮影:Russell Shor/GIA   5月30日から6月3日までの間に様々なラスベガスのショーが開催される前、米国の株式市場が2週間で約7%も急落したため、これらのショーにおける取引は慎重に行われていました。ジュエリーデザイナーや宝飾品の製造業者は需要がまずまずであったと報告したものの、ダイヤモンドの裸石および宝石のディーラーは、昨年と比べてビジネスが下降気味であると述べました。 小売業者は購入するためにブースに立ち寄るものの、大量の注文を出すことに関しては慎重な態度をとっていた、と製造業者は説明しました。ほとんどの場合、「様子を見ましょう」と言われて商談が終わりました、と大企業の協会であるJCK Plumb Club (JCKプラムクラブ)のある出展者は述べました。 過去2年間続いているトレンドと同様に、宝石商はより多くのカラーストーンを商品に取り入れていました。これは、カラーストーンが通常はダイヤモンドよりも安価であり、多くの場合は利幅が大きいためです。 このショーで展示されていたジュエリーデザインから判断すると、虹、トゥッティフルッティ、その他の様々な派手で煌びやかな色を組み合わせた作品が、ほとんどの価格範囲の商品で主に見られました。デザイナーは、マルチカラートルマリン、ファンシーカラーのサファイア、中級および高級の品質の様々な色のガーネット、統一小売価格が安めの染色されたガラスやとクォーツを好んでいました。 American Gem Trade Association(アメリカ宝石取引協会)のショーに出展したカラーストーンの宝石商は、当然のことながら今年はこのような素材、特に安価のものに関して需要があったと説明しました。 AGTAのCarolineが制作したこれらのリングのような、マルチカラートルマリンの作品が人気を集めていた。 写真撮影:Russell Shor/GIA   経済的および政治的不安定、過剰在庫(特に標準未満のカラット数の宝石。小売業者はオンラインストアから様々な種類のこのような宝石を選ぶことができます)、覚書の取引の条件に対する銀行による引き締めのため、ビジネスが低迷したダイヤモンドディーラーは、JCKショーの出席者は少なく、売上が伸び悩んでいたと報告しました。 今秋および来年のダイヤモンドジュエリーの需要を高めるために、Diamond Producers Association(ダイヤモンド生産者協会、DPA)は、自分のために宝石・宝飾品を購入する女性を対象にしたキャンペーンを開始します。 1,000万ドル(約10.8億円)投資して行われる#ToMeFromMeと題したこのキャンペーンは「年齢が高いミレニアル世代の女性」を対象にしています。 DPAは、女性が昨年自分自身のために購入したジュエリーは平均1300ドル(約14万円)であり、米国のダイヤモンドジュエリーの売上高の32%を占めていると報告しました。 このショーではダイヤモンドの需要が低迷していたにもかかわらず、JCKラスベガスショーではダイヤモンドの起源を追跡する新しいサービスが紹介されていました。GIAダイヤモンド起源レポートに加えて、De Beers(デビアス)とAlrosa(アルロサ)が鉱山から市場へとダイヤモンドが到達するまでの独自のトラッキングを導入しました。また、以前に採鉱された高価値のダイヤモンドを追跡するための鑑別システムであるCullinan(カリナン)ダイヤモンドレポートが紹介され、Sarine(サリネ)はカットプロセスを通じてダイヤモンドの進捗状況をグラフ化するサービスを提供しました。 約20mmのバルト海沿岸産の球体の琥珀が質感のあるシルバーにセットされたこのジュエリーは、JCKショーのポリッシュパビリオンで出展された。デザイナーは、この作品のように外観を大胆に見せるために手頃な価格の宝石をますます取り入れていた。 写真撮影:Russell Shor/GIA 社会的責任および持続可能なビジネス慣行 このショーの間に2回行われたパネルディスカッションでは、自分のジュエリーが産出された場所に関して多くの情報を入手したいと希望する消費者に対してどのように対応するべきかということが話題になりました。 GIAは「新たな消費者の期待の中における持続可能性の容認」を発表し、Responsible Jewelry Council(責任あるジュエリー協議会、RJC)主催のパネルディスカッションは、企業の社会的責任と持続可能なビジネス慣行に焦点を当てました。 RJCのパネルディスカッションには、Signet Group(シグネットグループ)のCEOであるGina Drosos、メイン州で8つの店舗を経営するDay’s Jewelers(デイズ・ジュエラーズ)の社長のJeff Corey、Rosy Blue(ロージー・ブルー)のRaj Mehta、Luxury Fintech(ラグジュアリー・フィンテック)のEric Jens、デビアス倫理取り組み部門長のFeriel Zerouki、ニューヨークのReal...

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ラボで製造されたダイヤモンド: 需要が増加する一方、価格は下落

2019ラボで製造されたダイヤモンド: 需要が増加する一方、価格は下落 Russell Shor 3月 18, 2019 この5.19カラットのほぼ無色、タイプ IIa のCVD合成ダイヤモンドは、 これまでにGIAが検査した中で最大のファセットカットされたCVD合成石の1つである。写真提供:GIA ラボで製造されたダイヤモンドが市場でますます普及しており、引き続き業界の話題となっています。 最近発表されたレポートによると、ラボで製造されたダイヤモンドの需要は、効果的なマーケティング戦略のおかげで「著しい成長」を遂げましたが、価格は過去2年間で70%も下落しました。Bain & Co.(ベイン・アンド・カンパニー)が集計し、Rapaport(ラパポート)が発表したレポートは、技術が改善したため生産コストが下がり、価格が下落したと報告しています。 また、このコンサルティング会社は、消費者調査を行った結果、ラボで製造されたダイヤモンドの需要は、カラット単価が1000ドル(約11万円)を越えると急激に下落することが判明したと報告しました。 Lightbox(ライトボックス)を製造しているデビアスを除く、ラボで製造されたダイヤモンドの生産者は、需要が製品の供給を上回っているため、価格は下落しておらず、特に生産が困難な大きい石の価格が下落していることはないとレポートで主張しました。 しかし、ベイン・アンド・カンパニーは、カラーストーンの価格がかつて下落したのと同様に、これらの合成ダイヤモンドの価格は、2つの市場が「分離する」点まで引き続き下落すると予測しています。 天然ダイヤモンド 世界最大のダイヤモンド採掘会社、デビアスとアルロサは、年初3カ月間、供給に対して引き続き慎重な姿勢をとっていました。クライアントであるダイヤモンド製造会社が、特に小さい低品質の商品の価格の低下および在庫の増加について不平を述べていたため、両社とも昨年と比較して原石の販売を削減しました。 デビアスの2月および3月のサイクルは合計4億9000万ドル(約543.9億円)となり、昨年の同時期に比べて13%の減少となりましたが、昨年の秋にいくつかの商品で価格を下げた後、現状価格を維持しました。業界はサイトの販売や個人の取引を含む低い割り当てを受け入れましたが、研磨済のダイヤモンドの価格が低下したため利幅が減少したと主張しました。 また、デビアスの2018年の生産高は、2017年の3500万カラットと比較して約10%減の3200万カラットとなりました。その一方では、売上高が4%増加し、これは高品質の商品の売り上げが伸びたためであると報告されています。 「2019年の世界のダイヤモンドジュエリー消費者の需要の見通しは、激化する米中貿易摩擦のリスク、経済成長のリバランスを試みる中国政府、為替レートの変動など、多くの逆風に直面しています」とデビアスは説明しました。 アルロサは、原石の2月の販売が1月の割り当てに対して23%増の3億4060万(約378億円)であったと発表しました。記事の見出しでは「増加」と報告されていましたが、今年最初の2ヶ月の売上高は、2017年の同時期と比較して35%減少となっています。同社は、「インドの宝飾業界が銀行融資を受けるのに妨げとなるいくつかの課題」があったにもかかわらず、インドの製造業者からの需要が改善したと述べました。 キンバリー プロセス United Nations(国連)は、市民の紛争に加え、「組織的な暴力」が存在する環境で生産されたダイヤモンドを除外するために、キンバリー プロセス(K.P.)の指令を拡大することを目的とした決議を承認しました。これは、労働者と地域の住民が政府、地元の民兵または民間治安部隊によって殺害および虐待されたり、負傷を負わされる地域で生産されるダイヤモンドは、この決議が採択された場合に制裁措置が取られる可能性があることを意味します。これは、内戦に従事していない国からのダイヤモンドを初めてキンバリー プロセスによって除外するのを許可できる大きな拡大となります。 国連は決議を採択し、World Diamond Council(ワールド・ダイヤモンド・カウンシル)が承認しましたが、完全に解決されたというわけではありません。キンバリー プロセス自体が変更を採用する必要があり、これにはすべての加盟国から全会一致の承認が必要となるため、何も保証されていません。 米国はこの拡大を10年前に推進しようと試みましたが、この努力は無駄に終わりました。アフリカの多くの生産国、特にジンバブエと国境を接している国などが、より大きな隣国からの報復を恐れたため激しく反対しました。当時、ジンバブエ政府はMarange(マランジェ)鉱区での重大な人権侵害のため非難を受けており、キンバリー プロセスにおける変化が彼らに向けられていたと想定していました(これは完全に間違っているわけではありません)。 国連が決議を承認した後、非政府組織(NGO)の連合であるCivil Society Coalition(市民社会連合)は、ジンバブエの軍隊が採鉱プロセスに関与しているという事実に基づきジンバブエからダイヤモンドを禁止するという声明を発表しました。数百人もの採鉱職人が石を採掘するために地域に定住した後、2006年に軍隊がダイヤモンド鉱床の支配を暴力を行使して引き受けました。この紛争では約180人が死亡したと推定されており、人権侵害はその後何年も続いていると伝えられています。 10年前にキンバリー プロセスからジンバブエを追放する試みは、ジンバブエ政府が公認の権威であり、制裁は反乱軍にのみ適用されるという理由で失敗に終わりました。  

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スワロフスキーのラボ・グロウン・ダイヤモンド続報

スワロフスキーのラボ・グロウン・ダイヤモンド続報 スワロフスキーのキュービック・ジルコニア(CZ)や天然宝石を卸売する スワロフスキー社のグープ会社、シグニティ・ジャパン(株) (港区 杉浦正芳社長)がラボ・グロウン・ダイヤモンド(合成ダイヤモンド) 「スワロフスキー・クリエイティッドダイヤモンズ(Swarovski Created Diamonds)」 のルースストーン提供を日本で開始する。 折も折、同社ジェムストーン & クリエイテッドストーン部の前田 有紀営業部長が ジェムランド表参道店にお越しくださったので取材をさせていただいた。 彼女、私がGIAのサンタモニカ本校(当時)でGGプログラムを教えていたときの生徒さん。 久しぶりの再会でした。有紀さんありがとう。 スワロフスキー社のグープ会社、シグニティ・ジャパン、 ジェムストーン & クリエイテッドストーン部の 前田 有紀 営業部長 さて、スワロフスキー・クリエイティッドダイヤモンズは0.1ct以上の石のスター ファセット(ダイアモンドの上半分、クラウン側の三角形の面)にはSWAROVSKI CREATED DIAMOND と二行の刻印を入れる。 レーザー刻印として一般的なガードルよりもスターファセットの方が削り取るのが 困難であることが理由というが、これは英断だろう。 0.5ct以上の石にはIGI(international gemological institute)のレポートを添付 する。写真にあるように、レポートには“LABORATORY GROWN DIAMOND”と明示される。 スワロフスキー・クリエイティッドダイヤモンズは誰彼構わず卸売るというのではなく、 ブランド・コンセプトがしっかりと確立されたハウス・ブランドとしての展開ができる ことが提供をする条件のようだ。 2月 12日, 2019|ダイヤモンド ニュース, ジュエリーニュース

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まったく新しいダイヤモンド【ラボグロウンダイヤモンド】取り扱いスタートしました。

お知らせ 2019.02.09 まったく新しいダイヤモンド まったく新しいダイヤモンド【ラボグロウンダイヤモンド】取り扱いスタートしました。 「ラボグロウンダイヤモンドってどんなダイヤモンド?」           まず、ラボグロウンダイヤモンドとはどのようなダイヤモンドなのか紹介します。 研究施設で生まれたダイヤモンド ラボ(研究所、工場)でグロウン(育てられた)ダイヤモンドという意味です。海外では「Labcreated diamond」とも称されます。天然のダイヤモンドは自然の鉱石で、鉱山から採石されます。しかし、ラボグロウンダイヤモンドは、研究所で人の手で生成されたダイヤモンドで、主に宝飾用として利用されています。 ラボグロウンダイヤモンドが生まれた背景 ラボグロウンダイヤモンドが生まれたのには、まず自然環境への配慮があります。天然ダイヤモンドは1グラム採取するのに1トンの山を掘り起こさなければならないともいわれています。このように自然を大きく破壊して採掘するのは、地球環境上問題があります。しかし、宝飾品としてのダイヤモンドの価値はとても高いので、天然ダイヤモンドの採掘は後を絶ちません。 次に、天然ダイヤモンドは紛争地域の資金源として利用されている場合があります。これを「紛争ダイヤモンド(コンフリクト・ダイヤモンド)」といいます。ダイヤモンドが紛争で使われる武器の購入資金になっていることから「ブラッド(血の)・ダイヤモンド」とも呼ばれ、紛争を長引かせる原因にもなっているというのが現状です。そこで、生まれたのがラボグロウンダイヤモンドです。 天然ダイヤモンドと同じ組成 ラボグロウンダイヤモンドは自然の鉱石ではありません。研究所で天然ダイヤモンドの組成を再現して生成されたダイヤモンドです。ダイヤモンドの主たる組成成分はカーボン(C)で、鉛筆の芯など私たちの身近にあるものです。しかし、独自の結晶構造を持つため、美しい輝きのある宝石になります。この独自の結晶を研究所で再現して、生み出されたのがラボグロウンダイヤモンドです。ラボグロウンダイヤモンドは研究所で生まれるものなので、自然破壊や紛争などの問題が起こりません。そんなラボグロウンダイヤモンドには、実に多くの魅力があります。 「ラボグロウンダイヤモンドの魅力とは?」 天然ダイヤモンドのような美しさ ラボグロウンダイヤモンドは、物理学的、科学的、光学的な組成が天然ダイヤモンドと同じように生成されています。ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤモンドとを区別できるのは、両者のごくわずかな差異を検出できる特殊な装置を使った場合だけです。見た目には、両者の区別は全くつきません。 天然ダイヤモンドより安く手に入る 研究所で生成された分のコストが浮くことで、天然ダイヤモンドよりも安く購入できるのも大きな魅力です。天然ダイヤモンドでは高価でとても手が出なかったようなカラット数のダイヤモンドでも、ラボグロウンダイヤモンドなら手に入れることができます。また、研究所で生成されたものなので、天然では非常にレアなカラーダイヤモンドもつくることが可能です。カラーバリエーション豊かなダイヤモンドを楽しめるのも、ラボグロウンダイヤモンドの大きな魅力のひとつと言えるでしょう。 環境と社会に優しい さらに、天然ダイヤモンドは有限なので、いつかは資源が尽きてしまって採掘できなくなる可能性があります。しかし、ラボグロウンダイヤモンドは無限につくることができるので、持続可能性を持っています。また、紛争地域との関わりもないため、結婚指輪などに選ぶときもダイヤモンドの由来を気にしないで購入することができるのもメリットです。紛争地域からのダイヤモンド輸入には「キンバリー・プロセス証明制度」や「システム・オブ・ワランティ」という国際制度がありますが、ラボグロウンダイヤモンドなら、そもそも紛争の心配がありません。 「ラボグロウンダイヤモンドの生成方法」 ラボグロウンダイヤモンドを生成するには、HPHT(高温高圧法)とCVD(化学蒸着法)の2つの方法があります。メーカーで主に採用されているのは、CVD法です。 CVD法のプロセス CVD法を導入しているBrilliantEarth社(米)の場合は、次のようなステップで生成されます。まず、ダイヤモンド生成装置(マイクロ波反応器)に15個~30個のダイヤモンドの種(結晶の核となるもの)が入ったディスクを入れます。次に、超高温ガスのプラズマボールが生成装置でつくられ、装置を900℃~1200℃まで加温すると、メタンと水素ガスがダイヤモンドの核に吸着します。このようにして、ダイヤモンドの結晶が3週間~4週間かけて少しずつ形成され、一定期間経過すると完成です。 この間、どのようにダイヤモンドが成長していくかは、液晶モニターで確認することができます。立方体のダイヤモンドの原石が出来上がると、装置から外されてカッティングと研磨が行われます。そして、一般に流通しているようなダイヤモンドの形と輝きを手に入れるというプロセスです。天然ダイヤモンドが何万年もかけて地中で生成されるものであるのに対し、ラボグロウンダイヤモンドはたった28日程度で原石ができるのが画期的な点だと言えるでしょう。 ダイヤモンド類似石との違い 天然ダイヤモンドとよく似たものに、キュービックジルコニアがあります。キュービックジルコニアはダイヤモンド類似石と呼ばれ、見た目などを似せてつくられていますが、天然ダイヤモンドとは組成が全く違います。一方、ラボグロウンダイヤモンドは結晶の構造などの組成が、天然ダイヤモンドと同じという点が違います。 鑑定書もチェック ダイヤモンドには米国宝石学会(GIA)などの鑑定書(グレーディングレポート)が付きますが、ラボグロウンダイヤモンドにもGIAなどの鑑定書がついていて、ラボグロウンダイヤモンドであることが記載されています。国際的なダイヤモンドグレーディング機関であるGIAの鑑定書であれば、信頼に足るものと言えます。購入する際は、鑑定書を確認することをおすすめします。 当店は日本グロウンダイヤモンド協会会員です。 ご安心してお買い求めいただけます。

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