リング

ラボグロウンダイヤモンド

阪急うめだ本店 HANKYUU MUSE

2021.12.14 サステナブルな「ラボ・グロウンダイヤモンド」を使用したジュエリーを提案する<YON(ヨン)> 様々な業界で活躍する方に「HANKYU MUSE」がインタビューする“BE YOURSELF”。今回は<YON(ヨン)>のクリエイティブディレクターを務める山城葉子さんとhideyaさんが登場します。 ■hideyaプロフィール(写真右) creative director “革命-揺るぎない美しさ-”をコンセプトにアートディレクターとして、五感に触れるあらゆるものを創造し続ける。1985年生まれ。10代をニューヨークで過ごし、エンターテイメントにおける活動後、音楽家としてのみならず、空間プロデュース、フラワーデザイン、フードクリエイション、映像クリエイションなどの分野で活躍。映画の1シーンのような神秘的でエネルギー溢れる作品は圧巻。さまざまなブランドのアートディレクションからイベント制作まで全体を通したブランディングを構築、またセレブリティウェディングの総合プロデュースなど活躍は多岐にわたる。クライアントには企業のみならず世界中の(ニューヨーク・香港・韓国・イタリアなど)社交人の多くがリストに並ぶ。新進気鋭若手アーティスト。 ■山城葉子プロフィール(写真左) creative director ウェディングプランナーのみならず、世界中のメゾンのドレスをセレクトしたショップ展開や、デザイナーとしても活躍。プロダクトやアパレルウェアなどデザインの範囲は多岐にわたる。女性たちの憧れとなるモノやコトを創造し続け、世界中で買い付けるドレスは1,000着以上。6,500組を超えるウェディングをお手伝いしながらも年間100日以上を海外で過ごす、そのライフスタイルはさまざまなメディアで取り上げられる。“心くすぐられる世界を創造する”をコンセプトに、様々な分野のクリエイションを幅広く手がける。目に見えるもの、手に触れるものを“心くすぐられる”デザインにし、クライアントの企業価値を高め、その先のお客様をも幸せにするデザインを追い続けている。 -<ヨン>についてお聞きします。ブランドストーリーを拝見しました。天然ダイヤモンドにはない普遍的な輝きを発する「ラボ・グロウンダイヤモンド」。石そのものの輝きだけではなく、そのものを使用することで気持ちの豊かさをも持ち合わせることができる特別なアイテム。“そのことをひとりでも多くの方に伝えたい”というメッセージを感じました。“持続可能な輝きのある暮らし”がこれからのファッションのトレンドになっていくかと思います。そんな様々な思いが溢れる<ヨン>のブランド名の由来を教えてください。 山城さん「“はるか彼方に届けたい はるか彼方のまだ見ぬ場所で はるか彼方の人たちに” 旅するように<ヨン>があり続けたい。beyondの語源から由来している言葉です」 -シンプルで憶えやすく、それだけにストーリーを深く感じられるブランド名ですね。サステナブルであり、全てのデザインにストーリーを感じられる<ヨン>のジュエリー。デザインをするにあたり、心掛けていることはありますか。 hideyaさん「兼ね合わせてつけていけるジュエリーの在り方、今まで使っていたものを愛でながらも、新しいものを足してゆく喜び、そこに<ヨン>を加えてもらえるならと。そんな思いでデザインをしています」 -女性は心境の変化やライフステージの節目にジュエリーを選ぶような気がします。年を重ねる、結婚や出産、何かの記念日、仕事や趣味にがんばった自分へのご褒美などもそう。ひとつひとつに思い出があり、それぞれにストーリがあり、誰しも特別な思いを抱きながら選んでいく中で、デザインや素材など色々な選択肢のひとつに“サステナブル”は重要なキーワードに。おふたりが毎日の中で意識しているサステナブルなことをお聞きします。 hideyaさん「モノは手に入れば離れていくこともある。それが前提として、選択の自由があるとすれば、日々の食事や、身に着けるもの、すべてのモノがどういう意味があって今ここにあるのかを考えながら、すべてのモノを自身で選ぶということに責任をもっています」 -<ヨン>を手掛けられて、「ラボ・グロウンダイヤモンド」を使用したジュエリーにたどりつくまでのストーリー、サステナブルジュエリーの先駆けでもある<ヨン>の大切にしているモノ作りについて思いをお伺いします。 山城さん「私たちは、違うジャンルの仕事をしながら、この<ヨン>を通じてデザインをともに考えています。その中で日々の中にある素敵なモノづくりをお互いにしたいと考え思考してきました。私たちはもともとジュエリーデザイナーではありませんが、モノづくりをすることにおいては揺るぎない想いをもっています。そのうえで日本でまだまだ知られていなく、使われていない“LABORATORYでできるダイヤモンド”に出会ったのです。そのできあがる経緯と物語を知り、なんの躊躇もなくコンセプトにあっていると思い、この石を使うことを決めました。いろいろな意見がある中で、私たちには、この石に含まれるいろんな意味や策を考える必要がなかったのです。ただ良いものを、素敵なものを届けたい。はるか彼方のまだ見ぬ人へ」 -たくさん様々なもの、選択肢がある中で出会い、“ただ良いものを素敵なものを届けたい”その思いだけで生み出された<ヨン>のジュエリー。デザインを行う上で気をつけていることや心掛けていることはありますか。 山城さん「自分でみてかわいいと思えるもの。自分自身がときめくもの、そして人から見て素敵なもの。対極的な観点からみたデザインをしています」 -女性は無条件で“かわいい”に心を惹かれるDNAがあります!そのときめくアイテムの中で、実際に愛用されている<ヨン>のアイテムはお持ちですか。 hideyaさん「テニスネックレスやインフィニティーチェーンやいろいろな形のチャームなど。毎日気分で取り合わせを変えながら身に着けています」 -これから<ヨン>に触れるMUSE世代に、おふたりの一番おすすめのアイテムを教えてください。 hideyaさん「アモイブコレクションです。何事にも柔軟にに、形にとらわれず変幻自在に夢や希望、そして世の中の変化をも感じ取りながら生きていく。その先に続く発展と幸せを想像しながら。そんなストーリーを持ったコレクションです。より自由で自分自身を開放する感覚を手に取っていただきたい。アメーバーのように変化を恐れず変幻自在に。手にとって、インスピレーションで重ね付けをお楽しみください」 <ヨン>左から ネックレス(Amoibe Necklace1/0.56ct/K10イエローゴールド) 247,500円 ピアス(片耳/Amoibe Pierce5/0.28ct/K10イエローゴールド) 107,800円 リング(Amoibe Chain Ring 4/0.4ct/K10イエローゴールド/サイズ展開:#9・#11・#13・#15) 148,500円_4階 コトコトステージ41   -<ヨン>についてお伺いしましたが、おふたりのことをお伺いします。<ヨン>のディレクターとして一緒にいる機会が多いと思いますが、はじめて出会ったエピソードを第1印象も合わせてお聞かせください。 hideyaさん「互いに、キラキラした印象を持っていて、初めて食事会で初めてご一緒し、その一週間後には山城葉子からの声掛けで<ヨン>を始めることが決まりました。2回の出会いからスタートしたブランドです」 -おふたりの出会いから<ヨン>が生まれて、「ラボ・グロウンダイヤモンド」と繋がった。そして、ポップアップイベントを開催し、購入いただいたお客様へとこのストーリーが紡がれていく。そんな素敵なストーリーを編み出すおふたりが、デザイナーとして、ディレクターとして気をつけていることや、アイデアやインスピレーションの閃き方をお聞きします。 山城さん「デザインや企画をする上で、丁寧で意図があることを大切にしています。また、互いに年中旅に出ています。世界中を飛びまわる生活を送ってきて、その中で感じたものがアイデアとなりインスピレーションとなっています。気分転換やリフレッシュにも繋がっています。旅することでインプットができ、家族や友人と素敵なものを共有する喜びが最大のリラックス方法です」 -旅先で出会うことを閃きに変えつつ、気分転換やリフレッシュにも繋げていく。今まで旅することは難しかった分、これからは徐々に楽しめそうです。「BE YOURSELF」では毎回うかがっていることですが、ライフステージが変化するMUSE世代に向けて、不安に思うときや憤るとき、悲しみに暮れるとき。ふっと軽くなるようなアドバイスをいただけますか? 山城さん「日々の中にはいろんな素敵なものが溢れています。心が喜んでいることに目を向けるのを忘れ、悲しいことにだけ目を向けてしまうことがある。だけど毎日の中で嬉しいことや素敵なことに純粋に喜びを感じられるようにしたいですね」 -<ヨン>への思いやサステナブルのこと、そしてアドバイスをお聞きしました。最後に「HANKYU MUSE」の読者にメッセージをいただけますか。 hideyaさん「大阪で初となるPOPUP STORE。皆様にお披露目できることを心より感謝しております。実際に手に取っていただき見ていただけること、また限られたスペースですが<ヨン>のホリデーを演出した空間でフェスティブ感を感じながら見ていただけると嬉しいです。また今回はコラボレーション商品などもあり、いつもと違ったブランドの形、メッセージも見ていただけますと幸いです」 ホリデーシーズン真っ只中、色々あった1年の締めくくりにご褒美も兼ねて、おふたりの思いが詰まった<ヨン>のジュエリーに触れてみませんか。 <YON>POP UP...

16

ラボグロウンダイヤモンド

最近よく聞く「ラボグロウンダイヤモンド」ってなに? 天然ダイヤモンドとの違いをレクチャ

最近よく聞く「ラボグロウンダイヤモンド」ってなに? 天然ダイヤモンドとの違いをレクチャ ー 2021年12月13日 12:00 JST (左から)BRHの恩地祥博代表、甲斐まりかさん、ノイハウス萌菜さん   Image by: FASHIONSNAP  SDGsが注目を集める今、ジュエリー業界でもサステナブルな商品開発が進められています。その一つとして「ラボグロウンダイヤモンド」という言葉を耳にする機会が増えましたが、具体的にどういったダイヤモンドか知らない人も少なくないのでは?  そこで今回はラボグロウンダイヤモンドをホリデーコレクションで初めて取り入れたというD2Cアクセサリーブランド「グレイ(gray)」を展開するBRHの恩地祥博代表と、旧知の仲でサステナビリティへの関心が高いノイハウス萌菜さん、甲斐まりかさんを迎え、座談会を実施。ラボグロウンダイヤモンドについて考えます。 ■恩地祥博 1994年⽣まれ。学生時代にTheRealReal JapanやFarfetch JapanにPRインターンとして参加。その後ニューヨークへ1年間留学し、ファッション⼯科⼤学(Fashion Institute of Technology)」でブランドマネジメントを学ぶ。同時期にニューヨークにベースを置くデジタルエージェンシー George Root Ltd.で稲⽊ジョージ⽒のアシスタントを担当し、ラグジュアリーブランドのPRコミュニケーションを経験。⼤学4年時にBRHの当時の代表からSkype1本で社⻑に任命され、代表取締役社⻑に就任した。 ■ノイハウス萌菜 1992年生まれ。イギリス育ちのドイツ人と日本人のハーフ。 日本に引っ越してきてから周囲の「使い捨て」の多さに敏感になり、一人一人ができるところから変えていくべきだと感じ、プラスチックストローの代替品となるステンレスストローブランド「のーぷら No Plastic Japan」を設立。それ以来、環境保護を自分ごととしてとらえ、それぞれが無理なく日常に取り入れられる環境保護活動やそれに繋がる行動を提案し発信している。ラジオ局J-WAVE 81.3「STEP ONE」ナビゲーター。 ■甲斐まりか 1995年生まれ。タイと日本のハーフ。 ドイツの中学・高校を卒業後、イギリス・エジンバラ大学へ進学。 2017年に大学を卒業後、日本でモデル活動をスタートする。 ビューティ・ファッション誌を中心にモデルとして活動し、近年では、女優やラジオのナビゲーターとしても活動の場を広げる。日本語、英語、ドイツ語のほか、フランス語やタイ語にも堪能なマルチリンガル。これまでに40ヶ国を訪れ、ファッションや旅の写真を載せた自身のインスタグラムも人気。 J-WAVE「BLUE IN GREEN」ナビゲーター。 ―ラボグロウンダイヤモンドは「人工ダイヤモンド」や「合成ダイヤモンド」とも呼ばれていますが、天然ダイヤモンドとはどのような違いがあるのでしょうか? 恩地祥博(以下、恩地):天然ダイヤモンドは長い年月をかけて地中深くで生成されるのに対し、ラボグロウンダイヤモンドは名称に「ラボグロウン」とあるように、研究所などで同じ地質環境を再現させることによってダイヤモンドを人工的に作っています。 ―甲斐さんとノイハウスさんはラボグロウンダイヤモンドをご存知でしたか?  甲斐まりか(以下、甲斐):最近ネットで記事になっているのを見たりする程度で、詳しくは正直知らなくて。でも母が宝石好きな人で、ラボグロウンダイヤモンドについて聞いたら、ラボグロウンダイヤモンドのジュエリーを持っていたんですよ。私は全部同じダイヤモンドだと思って見ていたから、今まで気付かなかったんですけど。 ノイハウス萌菜(以下、ノイハウス):私、実は婚約指輪がラボグロウンダイヤモンドなんですよ。 Image by FASHIONSNAP ―そうだったんですね! ノイハウスさんが希望されたんですか? ノイハウス:そうですね。彼には自分からは直接言わずに、妹に伝えてもらいましたけど(笑)。天然ダイヤモンド自体が種類によっては作られる過程で環境や人権的に問題があるというのをぼんやり知っていたので、いろいろ調べていく中でラボグロウンダイヤモンドの方が環境と人に負荷が少ないということで選択しました。 ―「ラボグロウンダイヤモンドはサステナブルだ」と最近よく聞きますね。具体的にどのようにサステナブルなのでしょうか? 恩地:天然ダイヤモンドはラボグロウンダイヤモンドに比べて形成される過程で大量の土壌や水が必要であったり、炭素排出量も大きく異なると言われています。あとは天然のダイヤモンドは時に「ブラッドダイヤモンド」と言われるように採掘が原因で紛争が起きたり内戦が悪化したりしています。ダイヤモンドを人間の趣味嗜好品として使うために、僕らの知らないところでそういった問題が現実として起こっているんですよね。 mage by FASHIONSNAP ノイハウス:ダイヤモンドって生産地や生産過程が不透明なものが多いよね。...

9

ラボグロウンダイヤモンド

ラボグロウンダイヤモンドは、より大きなダイヤモンドを求める消費者の欲求を満たしています。

ラボグロウンダイヤモンドは、より大きなダイヤモンドを求める消費者の欲求を満たしています。 この結果はJean Doussetの2021年版エンゲージリング調査によるものです。 Published 3 months ago on December 9, 2021 By Press Releases (PRESS RELEASE) ルイ・カルティエのひ孫が設立したオーダーメイドの高級ジュエリー&エンゲージリングブランド、ジャン・ドゥセットが2021年のエンゲージリングに関する調査結果を発表し、ラボグロウンドイヤモンドリングに関する消費者の見識、購入傾向、エンゲージリングにおける大きなダイヤモンドへの好みが、ラボグロウンドイヤモンドに対する消費者の欲求を促進していることが明らかになりました。 自身の名を冠したブランドの創設者兼CEOであり、2021年7月に発売される新しいラボグロウンドイヤモンドコレクション「Oui by Jean Dousset」を手がけるJean Dousset氏は、「ラボダイヤモンドは、妥協することなく同じ視覚体験を提供します。私たちの目標は、今日利用可能なすべての異なる選択肢に目を向けるよう促すことで、お客様に力を与えることです。” 消費者の予算と、婚約指輪に希望するダイヤモンドのサイズとの間には、断絶がある。 調査対象の消費者の65%が、1~3カラットのダイヤモンドを婚約指輪の「理想的なカラット数」と回答し、49%が婚約指輪の予算は1万ドル以下と回答しています。また、調査対象者の14%が、ダイヤモンドのエンゲージリングの理想的なカラット数は3~4カラットであると回答しています。婚約指輪の理想的なカラット数は、わずか9%が1カラット以下と回答しています。 消費者にとってラボラトリー・グローブ・ダイヤモンドの最も望ましい点は、天然ダイヤモンドに比べて価格が安いことです。 ラボラトリーダイヤのエンゲージリングの購入を検討する際に、最も影響を与えた要因を尋ねたところ、46%の回答者がラボラトリーダイヤの低価格帯を最も重要な要因として挙げ、次いでサステナビリティ(28%)、より倫理的な行為(26%)が続きました。 消費者は、ラボ・グロウンダイヤモンドを婚約指輪の選択肢の一つとして認識するようになってきています。 調査対象者の68%が、ラボ・グロウンダイヤモンドについて「多少知っている」または「とても知っている」と回答しています。ラボ・グロウンダイヤモンドについて全く知らないと回答した人は23%。 ダイヤモンド・ジュエリー業界からの的確なコミュニケーションと教育が、ラボ・グロウンダイヤモンドの人気を高めていくだろう。調査対象者の36%が、ラボ・グロウンダイヤモンドを使用した婚約指輪の購入を検討すると回答しています。一方、20%の人は、ラボ・グロウンダイヤモンドについて十分な知識がなく、決断できないと回答しています。   Methodology: Jean Doussetの2021年婚約指輪調査は、2021年6月に全米の様々な場所に住む成人400人を対象に実施されました。調査対象者の93%が女性であると回答しています。調査回答者は全員、Jean DoussetにEメールを提供した成人であり、回答者の96%が18~54歳であった。 RELATED TOPICS: #JEAN DOUSSET      

9

ラボグロウンダイヤモンド

Lab-Grown Diamonds Are Moving Fast

ラボグロウンダイヤモンドの動きが活発化 公開日: 2021年12月5日 Photo credit: Calia Diamond Jewelry David Rudlin President & Representative Director at DKJ International   ラボグロウンダイヤモンドが席巻している! 米国での販売数は昨年34%増加し、今やダイヤモンドの販売数の20個に1個を占めるに至っています。5年前にはほとんど存在しなかった分野なのに、かなりすごいことです。 ウェディングドレスで有名なヴェラ・ワンは、ラボグロウンダイヤモンドを使用したLOVEコレクションを展開していますし、Kay Jewelersでは、代表的なLeoコレクションにラボグロウンダイヤモンドのエンゲージリングを21点揃えています。 その理由も理解できなくはない。ラボグロウンダイヤモンドは、化学的、光学的、熱的、物理的に同じであるにもかかわらず、採掘された同種のダイヤモンドよりも最大60%も安い価格で販売されているのです。現在、エンゲージリングで最も人気のあるサイズは、1〜3カラットです。 (ちなみに、日本で婚約指輪として販売されている採掘ダイヤモンドの平均は1/5カラットである) 採掘されたダイヤモンドの業界は、ますます必死になっている。彼らの最新の戦略は、再販価値に注目することだ。店から出た時点でダイヤモンドの価値が半分になってしまうことを考えると、これは危険なことのように思える。(小売店のマージンは通常50%だが、他の消費者に直接販売すれば、その一部を回収できるかもしれない)。 さらに、ほとんどの人はダイヤモンドを売ることはありません。ダイヤモンドには感情的、象徴的な価値があり、売るよりも代々受け継がれる可能性の方がはるかに高いのです。投資用ダイヤモンドのアクションのほとんどは、大きなサイズ(10カラット以上)の非常に高品質のダイヤモンド(D / IF)にある。 ニッチな行動が最良の主張であるならば、ラボグロウンダイヤモンドが市場を席巻する日もそう遠くはないでしょう。 www.caliadiamondjewelry.com https://edition.cnn.com/2021/12/04/business/engagement-ring-lab-diamond/index.html

14

ラボグロウンダイヤモンド

EC最新事情〜日本でも急成長のラボグロウンダイヤモンド編

ダイヤモンドへの価値観に大きな変化をもたらす! 【アメリカ発、EC最新事情〜日本でも急成長のラボグロウンダイヤモンド編】 by Reiko Suga 事例 2021年12月2日 スタイリッシュなデザインのピアス。さりげなく一粒のラボグロウンダイヤモンドが輝く。まさに新しい時代のダイヤモンドの纏い方(画像提供:PRMAL) 近年アメリカではパンデミックの影響もあってか、ジェネレーションZ世代を中心に人間が生活していく上で基礎となる“衣食住”のシーンでも環境問題を意識する動きが高まりを見せています。“食”のシーンでは地球温暖化、森林伐採、動物倫理の観点から大豆やエンドウ豆などを使用したプラントベースミートや動物の細胞の一部をラボラトリーの中で培養する培養肉が注目を集めています。“住”に関しては現在新しく建設されているビルなどは米国グリーンビルディング協会が運用を行っている建物と敷地利用についての環境性能評価システのLEED認証を掲げるビルを目にする機会が増えてきました。今年6月にチェルシーにオープンしたGoogle StoreはLEED認証の中でも最高峰のLEEDプラチナ認証を取得している店舗。企業イメージとしても今後サステナブルを意識したマーケティングは企業のイメージアップ、売上アップに繋がることになってくるでしょう。 ファッション性の高いデザインでデジタルネイティブの心を掴んでいる (画像提供: PRMAL) ラボグロウンダイヤモンドとは “衣”のシーンではThredUp社のレポートによると、中古品のファッション市場は2019年の280億米ドルから2029年には800億米ドルになると予想されていますが、ジュエリー業界にも異変が起きています。ファッションのトレンドと同様に環境破壊や労働者の人権保護から天然に採掘されたダイヤモンドと同じ化学的、物理的、光学的特性を持つラボで製造されたダイヤモンド、「ラボグロウンダイヤモンド」の市場が急成長しています。 実はラボグロウンダイヤモンドの歴史は長く、1950年代には工業用として使用されていました。それが宝石として商業用に市場に進出してきたのは2010年半ば頃のことです。ラボグロウンダイヤモンド市場が急成長している背景としては天然ダイヤモンド採掘の際に生じる土地の荒廃や大量の水の使用などの環境破壊を軽減できることに加え、児童労働や危険度の高い職場環境での作業など、ラボで安全に作られるラボグロウンダイヤモンドは労働環境の保護や透明性も昨今消費者の心を掴む要因となっています。 重ね付けても主張しすぎない上品さ (画像提供: PRMAL) さらにアメリカでは婚約指輪にダイヤモンドのクオリティよりも大きさを重要視する傾向にあり、天然ダイヤモンドに比べ、価格も30〜45%に押さえられているラボグロウンダイヤモンドは婚約指輪としての需要も高まってきています。アメリカのウェディング誌BRIDESによると、婚約指輪の平均は1カラットで年齢を重ねるに連れてサイズは大きくなる傾向にあります。ちなみにゼクシィによると、日本の平均カラットは0.2〜0.4ボリュームゾーンとなり、アメリカ人は大きさを求める傾向にあることが伺えます。しかしながらラボグロウンダイヤモンドは品質も保証されています。現在、サンフランシスコ発のADA DIAMONDSやロサンゼルス発のVRAIはカリフォルニアの米国宝石学会GIA認証の取れたラボグロウンダイヤモンドを使用しているため、クオリティも保証されています。 繊細なダイヤがふんだんに使用されたイヤーカフ (画像提供: PRMAL) また、カリフォルニアに本社を構えるDIAMOND FOUNDRYは俳優のレオナルド・ディカプリオ氏が出資をしたことでも有名なラボグロウンダイヤモンドの製造会社で、世界で唯一、ゼロカーボンフットプリントの認証を受けています。同社は製造過程よりナチュラルエネルギーを使用することにフォーカスしており、再生可能なエネルギーや、ワシントン州コロンビア川のエネルギーを使用しています。ラボグロウンダイヤモンドはテクノロジーが生み出した産物でもあり、多くのラボグロウンダイヤモンドブランドがサンフランシスコを拠点とするなど、テックインダストリーと切っても切り離せない関係ということも伺えます。 PAUL ZIMNISKYの分析によると、ラボグロウンダイヤモンドの市場は、現在推定19億ドルとされていますが、年率約23%で成長しており、2023年には52億ドル、2035年には149億ドルに達すると予測され、未来のダイヤモンド市場を担う役割になると期待されています。 パールを組み合わせたイヤーカフはダイヤモンドをふんだんに使ってK10 | ¥71,500 K18 | ¥93,500という価格。 (画像提供: PRMAL) サステナブルなダイヤモンドは日本でも急成長中 日本でもラボグロウンダイヤモンド市場がここ数年で急成長をしています。京都の老舗ジュエラーの今与がラボグロウンダイヤモンドブランドのSHINCAをスタートし、2021年には百貨店の松屋が独自でラボグロウンダイヤモンドのENEYを立ち上げるなど、多くのブランドが誕生しています。 天然ダイヤモンドは高額なことから婚約指輪など、“一生に一度”という意識もまだまだあるようですが、これらのラボグロウンダイヤモンドのデザインはファッション性もあり、日頃から身につけて楽しめるため、“ダイヤモンドを日常使い”、“アフォーダブルラグジュアリー”というメッセージを感じます。 ユニセックスで楽しめるリングもスタイリッシュ (画像提供: PRMAL) 日本でラボグロウンダイヤモンド市場を牽引するPRMALにインタビュー 前述したサンフランシスコのDIAMOND FONDRY社とのコラボレーションや香港のブランドとの協業、社会貢献活動など、日本のブランドとしてグローバルを見据えているラボグロウンダイヤモンドブランドのPRMAL(プライマル)。2020年1月にブランドをスタートしたPRMALの福島 剛 /クリエイティブ・ディレクター、プライマル共同創業者にインタビュー。 PRMALブランドを始めたきっかけは何ですか? PRMALというブランドを立ち上げたきっかけとして、ジュエリー業界を変えていきたいという使命感がありました。私たちのミッションは「エシカルで上質なジュエリーを身近にする」ことなんです。私自身、家業として代々、宝飾品業界に携わってきました。そんな中、不透明なサプライチェーンやダイヤモンド採掘の問題といった業界全体の持続性に関する問題を目の前で見てきました。そして、この現状を変えていきたいという想いがずっとありました。 2018年から2019年にかけて、宝飾品用途の合成ダイヤモンド流通スタートを目の当たりにし、これは業界にとって大きな転換点になることを確信しました。宝飾品としてのラボダイヤモンドの価値を理解し、伝統を大切にしながらも、現代の私達のあるべき姿、価値観を融合できるジュエリーブランドを立ち上げられる人間は自分以外にいないと感じ、その想いを具現化するものとして、旧知の友人とPRMALを立ち上げました。 PRMALの名前の由来は、Premium Minimal。ミニマルで上質なものを届けたいという想いがブランド名にこめられています。 PRMALブランドの強みは何でしょうか? 店舗を持たずオンライン販売を中心することで、中間マージンを大幅にカットしています。ファインジュエリーをもっと身近に、手に取りやすい価格でお客様にお届け出来ることが強みです。 またPRMAL創業メンバーの二人が、宝飾品業界とITエンジニアという異分野のドメインエキスパートです。伝統的なジュエリーブランドのように、「ジュエリーブランド運営メンバーが、各種テクノロジーをアウトソースする」するような形ではなく、PRMALはジュエリーとテクノロジーが融合した、完全なるデジタル・ネイティブブランドとして立ち上げました。ジュエリーデザイン、クリエイティブ、動画制作、ウェブサイト運営、広告、カスタマーサポートなどのブランド運営を、一気通貫で自社で完結して行っていることも強みです。 持続可能なブランドとして、世の中をどう変えていきたいですか?...

11

ラボグロウンダイヤモンド

ラボグロウン「YON」

一年ぶりに新作コレクション   エシカルでサスティナブルな“ラボグロウンダイヤモンド”のみ を使用したジュエリーブランド『YON』を展開する㈱YON(東 京都台東区、紋谷直孝社長)は、一年ぶりに新作コレクション 「Amoibē」を10月に発表、発売した。価格帯は74,800円~。 そして、「地球深くで誕生する天然ダイヤモンドの採 掘が環境に与える悪影響は、水質汚染や生態系破壊など深 刻な問題となっている。 同時に過酷な労働環境下での低賃金労働は貧困や人権侵害 など大きな社会問題として世界が注視している」と注意を 促している。

8

ラボグロウンダイヤモンド

変わるダイヤの常識

次世代のダイヤモンドの魅力伝えるジュエリーブランド 松屋銀座に1カラット以上の専門   1カラット以上のラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)と モアサナイトに特化したジュエリーブランド「NEXT DIAMOND NEW YORK」 が、松屋銀座にグランドオープンした。 ラボグロウンダイヤモンドは、天然のダイヤモンドと化学成分や結晶構造が 同一のダイヤモンド。人工的に造られた宝石を使用することで、価格を天然の 3分の1程度以下に抑えられるだけでなく、鉱山で採掘しないことから、地 球環境に優しいエシカルな宝石として世界的に注目され、トレンドに敏感な 若者を中心に、ジュエリーの新たな選択肢を提案していくとしている。 取り扱う宝石は、「ラボグロウンダイヤモンド」と「モアサナイト」の2種類。 いずれもラボで製造される宝石。若者の間では、環境保護や動物保護を目的に、 リアルファーよりフェイクファー(エコファー)が選ばれているように、環境問題 に感度の高い海外セレブの間では、合成ダイヤモンドなどが注目を集めていること に着目している。 また、天然ではなく合成宝石を使用することで、誰もが一度は夢見る大粒の輝き を、手の届きやすい価格で提供。天然ダイヤモンド同様、またはそれ以上の輝き を放つ厳選されたストーンのみを使用している(1ct以上のラボグロウンダイヤ モンドはすべて鑑定書付き)。 価格帯は1c t のモアサナイト192,500円~/ラボ390,500円~。 2ctモアサナイト258,500円~/ラボ845,900円~。

8

ラボグロウンダイヤモンド

Samantha Tiaraからブランド初の ラボグロウンダイヤモンドジュエリー

Samantha Tiaraからブランド初の ラボグロウンダイヤモンドジュエリー ジュエリーブランド「サマンサティアラ」より、 初のラボグロウンダイヤモンドジュエリーが 10月8日より登場し、サマンサティアラ阪神梅田 本店および公式オンラインショップで発売。 ブレスレット、ネックレス、リング、ピアスを 展開している。 長い年月をかけて自然に育まれた唯一無二の 「天然ダイヤモンド」と、環境にも人にも優しい エシカルなダイヤモンド「ラボグロウンダイヤ モンド」は、育ってきた環境が異なるだけで、 どちらも美しく輝くダイヤモンドと説明。 長く身に着けるものだからこそ、それぞれの ストーリーに愛着を感じて選べるよう、同ブラン ドでは顧客に寄り添ったダイヤモンド選びの手伝 いを行っている。 商品は環境配慮型ショッピングバッグとジュエリー BOXに入れられる。 持続可能な生産および資源の利用を目指して、 ショッピングバッグは持ち手を含め適切に管理さ れた森林の木材から生産された紙を使用。 ジュエリーBOXは再生繊維やリサイクル原料を使用 し、100%プラスチックフリーの環境にやさしい パッケージを実現している。 なお、サマンサティアラでは、カーボンフリー コンサルティング㈱の植林活動にかける想いに賛同 し、売上や収益の一部を植林活動の支援に充て、 ショッピングバッグの製造・運搬・焼却で排出され るCO2をカーボンオフセットする「『サマンサティ アラの森』プロジェクト」を開始する。

10

ラボグロウンダイヤモンド

地球環境に優しい“次世代のダイヤモンド”を使った1カラット以上専門のジュエリーブランドが銀座に初オープン

地球環境に優しい“次世代のダイヤモンド”を使った1カラット以上専門のジュエリーブランドが銀座に初オープン NEXT DIAMOND NEW YORK 2021年10月13日 10時00分 1カラット以上のラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)とモアサナイトに特化したジュエリーブランド「NEXT DIAMOND NEW YORK」が2021年秋、松屋銀座にグランドオープンしました。 ラボグロウンダイヤモンドは、天然のダイヤモンドと化学成分や結晶構造が同一のダイヤモンド。人工的に造られた宝石を使用することで、価格を天然の3分の1程度以下に抑えられるだけでなく、鉱山で採掘しないことから、地球環境に優しいエシカルな宝石として世界的に注目されています。トレンドに敏感な若者を中心に、ジュエリーの新たな選択肢をご提案していきます。 ◆変わるダイヤの常識 “次世代のダイヤモンド“の魅力 取り扱う宝石は、「ラボグロウンダイヤモンド」と「モアサナイト」の2種類。いずれもラボで製造される宝石です。若者の間では、環境保護や動物保護を目的に、リアルファーよりフェイクファー(エコファー)が選ばれているように、環境問題に感度の高い海外セレブの間では、合成ダイヤモンドなどが注目を集めているのです。 エシカルな宝石をつかった婚約指輪 <ラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)> 高度な科学技術で天然ダイヤモンドが生成されるプロセスを再現させることによって生まれます。 天然ダイヤモンドと同一の化学的、物理的、光学的特性を持っており、アメリカ連邦取引委員会が認定した『本物のダイヤモンド』です。 <モアサナイト> 宇宙から降ってきた隕石の中から発見された宝石で、100年以上の研究の末、人工的に造ることに成功。ダイヤモンドと比較すると、美しさの尺度となる光の屈折率(輝きの強さ)や光の分散度(きらめき)など、多くの面において優れており、現在「世界で最も輝く宝石」として世界中で圧倒的な人気を博しています。 ◆永遠の憧れ 1ct以上の輝きをリーズナブルに 天然ではなく合成宝石を使用することで、誰もが一度は夢見る大粒の輝きを、手の届きやすい価格でご提供。天然ダイヤモンド同様、またはそれ以上の輝きを放つ厳選されたストーンのみを使用しています。(1ct以上のラブグロウンダイヤモンドはすべて鑑定書付き) 婚約指輪はすべて!ct以上 (価格例) 1ct モアサナイト ¥192,500~ / ラボグロウンダイヤモンド ¥390,500~ 2ct モアサナイト ¥258,500~ / ラボグロウンダイヤモンド ¥845,900~ 3ct モアサナイト ¥291,500~ / ラボグロウンダイヤモンド ¥1,934,900~ 【店舗概要】 店舗名:NEXT DIAMOND NEW YORK (ネクストダイヤモンド ニューヨーク) ●オンラインストア:https://nextdiamond.nyc/ ●実店舗:NEXT DIAMOND NEW...

7

ラボグロウンダイヤモンド

サマンサティアラ初の“ラボグロウンダイヤ”ジュエリー、煌めくピンクのリング&ネックレスなど

サマンサティアラ初の“ラボグロウンダイヤ”ジュエリー、 煌めくピンクのリング&ネックレスなど ラボグロウンダイヤモンドとは? サマンサティアラ(Samantha Tiara)から、ブランド初の“ラボグロウンダイヤモンド”を使用したジュエリーが登場。2021年10月8日(金)より、サマンサティアラ阪神梅田本店にて発売される。 左から)ネックレス K10WG 36,300円/ K10PG 40,700円 “ラボグロウンダイヤモンド”とは、研究室(ラボ)の中で人工的に作られる話題のダイヤモンド。市場で普及している天然ダイヤモンドと同じ成分・変わらぬ輝きを持つことから、近年ジュエリー界の中でも注目を集めている存在だ。 “ピンク”をキーカラーに 左から)リング K10WG 35,200円、ネックレス K10WG 36,300円、ネックレス K10WG 30,800円、ピアス K10WG 34,100円 そんなホットなラボグロウンダイヤモンドを使用したジュエリーが、サマンサティアラから誕生。デビューアイテムは、ブランドカラーの“ピンク”をキーカラーに、愛らしい煌めきを放つネックレスやピアス、リング、ブレスレットなどを展開する。   ブランド独自開発ピンクゴールド素材も 左から)ブレスレット:K10PG 39,600円、ネックレス K10PG 40,700円、ピアス K10PG 34,100円、リング K10PG 46,200円 ダイヤを取り囲む地金には、ホワイトゴールドorピンクゴールドの2種類を用意。おすすめは、ブランドが独自で開発したピンクゴールド「サマンサピーチゴールド」で、“赤み抑えた”自然な肌馴染みを叶えてくれる。 【詳細】 サマンサティアラ「ラボグロウンダイヤモンドジュエリー」 発売日:2021年10月8日(金) 展開日:サマンサティアラ阪神梅田本店、公式オンラインストア アイテム例: ■K10WG リング K10WG 35,200円、ネックレス K10WG 36,300円、ネックレス K10WG 30,800円、ピアス K10WG 34,100円 ■K10PG ブレスレット:K10PG 39,600円、ネックレス K10PG 40,700円、ピアス K10PG 34,100円、リング...

23